このタイミングで理人が入ってくるなんて…… 間が悪過ぎる。 「あ、ああああ……」 言い訳すら浮かばなくて、もはや声にならない。 おどけて返す余裕もない。 翔平は何も言えず絨毯に目線を落としてる。 見られたかなぁ… 見られたよね…… 「あ、わりー。とりこみ中?」 理人はそう言うと、ドアノブに掛けた手をそのまま戻してしまった。