その頃、私のいるお店で
詳しいことは
わからないのだけれど
共同経営の話が
ちらほら出ていた。


いつものように、
店長は先に出勤をしに行った。


私はゆっくり
支度を始めたのだが
いきなり店長から
電話があった。


「今ちょっといいか?」
と店長は言った。


そして私は「いいよ。」
と言った。


話を聞いてみると
どうやら今日から
外人パブの
店長になるのだと言う。


私のいるお店の店長は
最近、お店にやってきた
優君という人が
店長になるのだと言った。


私はとっても淋しくなった。


いつも一緒だったから…


まさか前触れもなく
急に店長が変わるなんて…


私は不安でたまらなかった。


今までは店長がいるから
頑張って来れたし
出勤もたくさんできたけど…


いなくなってしまうんじゃ…
やる気も起きない…


でも、仕方の無いことだから
受け止めるしかなかった。


しかしやっぱり
店長が変わってから
というもの
何もかも
スムーズにいくことは
なかなか難しいことであった。


そんな慌しい中
クリスマスのイベント
も終わり年末年始に至った。


年末年始もぎっしり
出勤が入っていた。


年末が終わり…
年始…。


私はこの時期
疲れていたようで
年始そうそう
寝坊をしてしまった。


目が覚めてヤバイと思い
時計を見たら
10時まわっていた。


とりあえず店に
連絡をしたのだが
今日はもういいと
言われたので
そのまま休みになった。


しかし、とある
ソーシャルネットワークサービス
に店の女の子が
つぶやきをしていた。


これから飲み会というような
つぶやきをしていた。


私はそれを知るなり
店へ向かった。


当日欠勤だから
罰金を取られるはずだけど
これから飲み会って
どういうこと?
と思ったのであった。


とにかく店に向かった。


店に着くなり
みんなかなり
盛り上がっている
ご様子でしたが
私は新しい店長を
にらめつけ外に呼んだ。


「どういうこと?」と。
「店営業してないのに
罰金取る気?」と。


店長はなんだか
困った様子でいたけれど
私ともう一人の女の子が
出勤予定だったのに
二人も来ないから
店を開けられなかったと。


とにかく私は
感情的になって
しまっていた為
態度も悪かった。


とりあえず
部長が間に入り
話を聞いてくれた。


部長は私の話を理解してくれた。


店長の話も部長が聞いて
間に入ってくれたことで
事は済んだ。


そしてまた明日から
頑張りましょう
ということになった。