会う日々が重なり
初めて店長に抱かれた日。


私はこれまで
一年以上片思いを
していたものだからか
最中、思いが
込み上げてしまって
涙したのであった。


本当に本当に嬉しくって…
いつも店長にこうして
もらいたかったんだって…


そんな思いと
やっと辿り着いた安心からか
涙が止まらなかった。


私は店長のことが
本当に好きなんだって
改めてしっかり再確認した。


ここまでくるのには
とてつもない孤独感や
困難ばかりだったから…


本当に辿り着けて良かった。


それから私達は
毎日仕事が終わった後
会っては、抱きしめあっていた。


でも、一つだけ
疑問が頭に浮かんでいた。


私達の関係ってなんだろう?


このままだと
それこそセフレで
終わってしまう。


私は愛して
もらいたかったから…


セフレだけは
絶対に嫌だった…


店長に私の事を
どう思っているのか
何度も聞いたけど
答えはいつも
はぐらかされていた。


「急かすなよ。」


「なんでそんなに、
話詰めて来るんだよ…」


答えはそればかり。


私はただ不安だった。