私はこの頃また
真っ直ぐ家に帰って
店長とメールをする日々を
過ごしていた。


ある時のメール。


「腹減った〜」と店長。


そして私は店長に
「何か買って持っていこうか?」
と返してみた。


すると店長が
「マック食べたいから
買って持って来い」
と言った。


私はその時まだ
車を持っていなかったから
母親の車を借りて
急いでマックを買って届けた。


気付けばまた
今日もこうして
一緒にいる。


でも店長はどんな気持ちで
私といるのかはわからない。


しかし私は本当に本当に
店長の事が大好きだった。


それからというもの
仕事が終わるなり
家に帰り
何か食べ物を買って
店長の家に行く日々が続いた。


お店の中ではお互い
何食わぬ顔で
キャストと店長を演じていた。


毎日が秘密、秘密だった。


この頃、多分一番喜びを
感じていた時期でないかな…
と今でも思う。


仕事も順調で
お金もあったし
一番楽しい
時期だったんじゃないかな…


そして私達は…