恐怖短編集

「俺、試しちゃおっかな。栞ちゃんと一緒になれるように」


ヘラヘラと軽い笑顔を見せる一哉に、からかわれているだけだと知りながら、頬がカッと赤くなるのがわかった。


「あれ、その反応……。もしかして栞ちゃん、俺のこと……」


「そんなわけないじゃないですか」


慌てて、一哉の言葉を遮る。


「だいたい、おまじないって漢字でどう書くか知ってるんですか?」


「漢字で?」