「おはようございます、美琴お嬢様。本日も素晴らしいお天気ですよ」




カーテンが開けられる音がする。




「ん……?」






部屋中いっぱいに差し込む太陽の光。

あまりにも眩しくて目が開かない。


ぼんやりと目にうつる二人のメイドの姿に、あぁ…朝なんだ。って何となく理解する。


また一日が始まる。


今日で城野さんが転校してきて、4日目。