【完】春紫苑





だけど、今の流の言葉で救われた気がした。



何でだろう?


私、愛されてる…かな?


なんてちょっぴり思えたりした。




ふふっ。


意外と私って単純かもしれない。







ダダダダダダダ





突然、部屋中に響き渡る音と振動。







「何々っ!?もしかして…地震っ!?」






嘘でしょ!?


驚きからか怖さからか、私は思わず流の腕をギュッと掴む。






「美琴……?」






この音と振動への驚きか。

それとも私の行動への驚きか。




流は目を真ん丸にして、私を見つめる。


…………多分、いや絶対答えは後者だ。




だって流は驚いたのかと思ったら私にフッと微笑みかけてきたから。



………?


でも、私にはこの笑顔の意味が分からない。




どういうこと?という風に私が首を傾げると…………




「大丈夫、これは絶対………」