「ムカつくくらいに綺麗な顔してんな、こいつ」 手術室から出てきた流を見るなり将光がボソッと呟いた。 「…ちゃんと…生きてるんだよね」 そっと流の頬へ伸ばした右手は温もりを求め、目的地へとたどり着いた、その時。 確かに彼が生きているという、確信を得た。 あの日、どれだけ求めても手に入らなかったものが、確かにここにある。