【完】春紫苑






「まぁ、きっともうすぐしたら天使の登場だよ~なんて呑気にやって来るでしょ」



「だな」



「あいつは事故に遭っても何か平気そうだもんな」



「あのこって不死身なの?」






なんて会話をしながら私たちは流がやって来ることを信じて疑わなかった。



変わらず現れる、あの笑顔を今日も見れると信じこんでいた。




この世に絶対なんて存在しないことは、分かってたはずなのに。



少なくとも私は一瞬たりとも疑わなかったんだ。