戸惑いながらも、ブレーキを踏み道路脇に車を停車させた運転手。 「降りたいのなら、降りればいい。別にお前が何をしようが未来は変わらない」 冷たく言い放たれた言葉。 悔しかった、でもここで車を降りないわけにはいかなかった。 未来が変わるか、変わらないかなんて誰にも分からない。 だって、未来はまだ真っ白なんだから。 なら私は、真っ白な未来に賭ける…。 それしか道がないのなら。