【完】春紫苑






「こちらは、お友達かな?」




次にあいつは二人に目を向けた。




「初めまして、梶塚 流です」


「山城 駿です」




「初めまして、美琴の父の橋月 榮一です。山城というのは…もしかして山城コーポレーションの息子さんかな?」


「…えぇ…まぁ」




何だかバツが悪そうに駿が答える。


でも、だからか。

流と駿に向けられる顔を違ったのは。