でも、どうして。 幸せというものは一人ではやって来てくれないのだろうか。 それともそれは、私だけなのだろうか? いつだって幸せと不幸は隣り合わせ。 「ねぇ、橋月さんっ」 聞き慣れない声、だけど誰かなんてはっきりと分かる。 城野さんが、私を呼んだ。