中三になったらクラスは別れた。



でも、毎日暴れているのは…隣のクラスだから知っていた。


私が一緒に帰ろうと言えば帰ってくれる。



でも、付き合ってるのか

わたしのことが本当に好きなのか

将光の気持ちは全く見えなくなっていた。




私は、高校は父親の経営下の榮創高校に行くことが決まっていた。


将光はどこに行くんだろうと思っていたら父親が





「親友の息子だ。将光も榮創に入れる。親戚中にたらい回しにされて一人で暮らしてるんだ、学費は取らない」



と良い人ぶった事を言い、将光もそれを承諾した。


そして、高校で流と駿に出会う。




将光に一目惚れした流と同じ中学の人がいなくて一人ぼっちだった駿。

私と将光、流と駿。




同じクラスだった私たちは気づけばいつも一緒にいた。


そして、今に当たる。