コクンと力なく頷いた将光はゆっくりと口を開く。
「美琴を送ってから…真っ直ぐ家に帰ったんだ。
んで、家についたのが……7時40分くらいだったと思う。
んで鍵を開けて、ただいまって言っても何も返事がなくて…っ。おかしいなって思ったんだ……。母さんって呼んでも返事がなくて。電気ついてるのに、誰もいないみたいに静かで……。
でも、そん時はまだ、買い物にでも行ったのかな?って思ってて。
だけど、リビングに行ったら………リ、ビング…に……行っ…た……ら」
「ゆっくりで大丈夫……大丈夫だよ将光」
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