【完】春紫苑





「父さんも座りなよ」


「あぁ、そうだな」






そう言って将光の隣に座った。


私たち三人は無理に笑顔を作って笑っていた。



こんな時は笑ってなくても良いのかもしれない。


でも私たちは笑ってた。






笑ってないと、不安と恐怖に押し潰されそうだったから。