心臓が嫌な音をたてる。 何だか、この先の言葉を聞いてはいけない気がする。 背筋をひんやりとした汗が流れる。 『美琴……美琴』 私を呼ぶ将光の声にさっきまでの元気はなくて。 将光は……泣いてる、そう思った。 「何があったの、将光」 『帰ったら……母さんが……』