「うるせーよ、流。あんま調子乗んなよ?」
「うぅ…将ちゃん酷い……」
将光のことを"将ちゃん"と呼ぶ唯一の存在であり、今拗ねているのは梶塚 流(かじつか りゅう)
背はそんなに大きくなくて顔も小さくて小動物みたい。
それは、顔の作りもそうで、二重のビー玉みたいに透き通った大きな瞳。
小さめな鼻に薄いアヒル口。
笑うと右側だけに出来るえくぼに見える八重歯。
白い肌によく映える金色に近い猫毛な髪が更に小動物さを演出している。
そして、何より動作が可愛い。
今もほっぺたを膨らませながら俯いて、両手の人差し指をツンツンしている。

![[短編]初恋を終わらせる日。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)