葉桜の頃
恋愛(実話)
完
4
- 作品番号
- 900562
- 最終更新
- 2017/10/11
- 総文字数
- 4,199
- ページ数
- 20ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 109,666
- いいね数
- 4
多可良さま、かわせつきひとさま、英 蝶眠さま、
みやのもりさま
素敵なレビューをありがとうございます
感想ノートへの書き込みもありがとうございます
全てのお返事は、感想ノートに書いています
2017.4.4
『今週のオススメ』に選出していただきました。ありがとうございます!
この作品のレビュー
この物語には、青葉の頃の輝きと翳りがあります。 無常にして迅速、生死はこと大なり、慎みて放つを逸(のが)すなかれという禅のエッセンスを感じます。 こういう作品、水上勉さんの桜の短編みたいで好きです。
春は出逢いと別れの季節とはよく言いますが、同時に体験した出来事が脳裏に深く刻まれる季節のように思います。 舞い落ちる花びらを眺める度に思い出される事は、決して楽しい事ばかりでは無い。でも一方で、成就出来なかった想い人の幸せを願う事も、春らしくてとてもいいと思いました。皆さん、桜には色んな想いがある。
この作品の感想ノート
みやのもりさま
お久しぶりです。レビューとても嬉しかったです。ありがとうございます!
あとがきかどこかに書いたかなと思いますが、このお話は半分実話のようなもので…。
もう彼とお別れして何年も経った今も、ふとした瞬間にあの春の日のことを思い出します。
お話なので綺麗に書いてはいますが、若くして亡くなった彼の無念さや、ご家族のお気持ちを考えると今でもたまらない気持ちになります。
とても自分勝手なことかもしれませんが、自分の中にずっとあった消化しきれない感情を整理するために書いた作品だったのかな、と今では思います。
最後までお付き合いいただけて、感想までいただいて、とても光栄です。ありがとうございました。
さて、一度出るとすぐに引っ込んでなかなか出てこないと言われる私ですが、少しずつですが、次作の準備を進めています。春先には公開できたらと思っています。その際は、またお付き合いいただけたら嬉しいです。
長々と申し訳ありません。それでは。
この感想ノートがみやのもりさんの目に留まりますように…祈!
美森 萠
はじめまして♪
読んでいて自分にも似たような体験があって、ふとその頃を思い出しました。
もう戻らない時間。
あのときああすれば良かったという後悔。
生きることはとても残酷なことでもあるのですが、同時に救いもあって、もしかしたら新芽の息吹は、未来への望みなのかなと思ったりします。
素晴らしいものをありがとうございました。
かわせつきひとさま
作品に素敵なレビューをありがとうございます。
実体験をベースにしているからこそ、なのですが、このお話を一つの作品として見ると、曖昧な部分も多く、読者様には物足りなさ、みたいなものを感じさせてしまうかもしれないな……と、公開当時、不安もありました。
私が、この作品を通して読者の皆様に伝えたかったこと、きちんと伝えられているか不安だった部分をつきひとさんはちゃんと汲み取ってくださっていて、とても嬉しく思います。
つきひとさんはレビューで、『皆さん、桜には色んな想いがある』と結んでいらっしゃいますが、つきひとさんの桜への想い、いつか私にも読ませていただけたら嬉しいです。
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