プロフィール
美森 萠(ミモリ メグム)と申します。
『心に残る恋愛小説』の創作を目指して執筆活動をしています。
書籍化作品
『イジワル御曹司様に今宵も愛でられています』『Love me,I love you』『幾つかの夜、幾つもの朝』ほか 発売中
作品一覧
公開リスト一覧
公開されているリストはありません。レビュー一覧
皆さん感想ノートやレビューに書いていらっしゃいますが、私もこの作品を日々楽しみにしていた一人でした。 他の読者さんと同じく、更新がないか日に何度もサイトを覗いていました(笑) くっつきそうでなかなかそうならない二人がもどかしくじれったく、続きが気になって仕方がなくて、連載中はすっかり夢中になってました。 結末まで読めて嬉しい気持ちと、終わってしまって寂しい気持ちが半々……。いや、今は寂しさが勝っているかな。 これからも志緒さんの作品を楽しみにしています!
皆さん感想ノートやレビューに書いていらっしゃいますが、私もこの作品を日々楽しみにしていた一人でした。
他の読者さんと同じく、更新がないか日に何度もサイトを覗いていました(笑)
くっつきそうでなかなかそうならない二人がもどかしくじれったく、続きが気になって仕方がなくて、連載中はすっかり夢中になってました。
結末まで読めて嬉しい気持ちと、終わってしまって寂しい気持ちが半々……。いや、今は寂しさが勝っているかな。
これからも志緒さんの作品を楽しみにしています!
大人になり日々に流され、いつの間にか彼女は体の外側に自分と外界とを隔てる薄い膜を張っていたのですね。 その膜は色々なものから自分を守ってくれる。その代わり、心の動きが鈍くなって、何かに大きく心を動かされることもない。恋人の存在すらどこか不確かで、関係はどんどん深くなっていくのに、彼女の心はちっとも追い付けない。 その膜が剥がれかけた瞬間、偶然に飛び込んで来た彼。 ありのままを受け入れられ、彼女の固まっていた心が再び音を立てる。 そのシチュエーションと心の描写が秀逸で、私の心もふわりとほどけたような感覚がしました。 彼と会う前、彼女がファンデーションで化粧直しをせず、敢えてパウダーだけで済ませていたのは、その膜を破りたい、破って欲しい、外の世界でまた息をしたい。その願望のあらわれのように私には思えました。
大人になり日々に流され、いつの間にか彼女は体の外側に自分と外界とを隔てる薄い膜を張っていたのですね。
その膜は色々なものから自分を守ってくれる。その代わり、心の動きが鈍くなって、何かに大きく心を動かされることもない。恋人の存在すらどこか不確かで、関係はどんどん深くなっていくのに、彼女の心はちっとも追い付けない。
その膜が剥がれかけた瞬間、偶然に飛び込んで来た彼。
ありのままを受け入れられ、彼女の固まっていた心が再び音を立てる。
そのシチュエーションと心の描写が秀逸で、私の心もふわりとほどけたような感覚がしました。
彼と会う前、彼女がファンデーションで化粧直しをせず、敢えてパウダーだけで済ませていたのは、その膜を破りたい、破って欲しい、外の世界でまた息をしたい。その願望のあらわれのように私には思えました。
おとぎ話のシンデレラのように、王子様の前で落し物をしてしまった緩奈。
でも、その王子様が二人もいたら……?
ちょっと不器用だけど優しくて、才能溢れる新。スマートで仕事もできる男、でも何を考えているのか掴めない紡。
二人の間で揺れる緩奈の心情が最後まで読めなくて、彼女が一体どちらを選ぶのかドキドキしながら読み進めました。
就職活動で挫折を味わい自信を無くした緩奈が、二人に才能を見い出され、頑張って自信を取り戻していく様子も丁寧に描かれていて、ヒロインの成長ぶりも窺え、二重でシンデレラストーリーを楽しめました。
素敵なお話を読ませてくださり、ありがとうございました。
亡くなってしまった夫・晴哉への思いに囚われ、自分の気持ちに素直に向き合えない桔梗と、桔梗のために自分の気持ちを押し殺してきた幹太。二人の心の葛藤が全編を通して丁寧に描かれていて胸を打ちました。月に照らされ夜に咲く桔梗の美しい描写も見どころの一つ。番外編も楽しみにしています!
程度の差こそあれ、誰にでも身に覚えがあるんじゃないかなあ。
日々の生活に追われて、気づいたら相手をないがしろにしてたってこと。
なんだか、深く反省…。
欲を言えば、男性側の視点で続きを読んでみたいです。本当に大切なものを失ってから気づくのは大抵男性ですものね。
でも、その頃には女性は逞しくも、とっくに吹っ切れてるっていう(笑)
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