花火を見に行ったり、お祭りに行ったり。 そんな、夏の定番のデートなんて・・・・・・ わたしには、絶対に無理なのだと。 そう言い聞かせながらも、携帯を握る手に力がこもる。 正直、付き合うって言うのがどういうものなのか、まだ、いまいち理解出来ていないわたし。 まあ・・・・・・ いまいち分からないわたしでも、これだけは頭にある。 憧れていた、夢見ていたことは、君がいないと、出来ないことばかり。