「こんなに好きになっちゃいました」 そう言って抱きしめさらに私をドキドキさせた。 「ちょっ……梶!お店の人いるって!」 レジの死角ではあるけれど少しズレたら見えてしまうような場所 「バレませんよ。 それに、全部あなたの事ですからね? 胡桃サン」 ぇえ!? えー!? 「梶、私にハマってるの!?」 つい、うっかり大声になってしまい 「しー、 店員さん見てますよ」 といいながら梶に注意される。 それからお店を出てからも手を繋いでしばらく歩いた。