「起きてー!波留!」

「んんっ…」




あたしたちは結婚4年目です♪

波留は今会社の副社長さん。

お義父さんが社長さん。

あたしは専業主婦です!




「…ママぁ」

「んっ?永留どうしたの?」

「おなか…ちゅいた…」

「じゃあ食べよっか♪」



波留とあたしの間に出来た可愛い息子。

神谷永留、3才。

可愛くて仕方ない!

しかも波留に似てイケメン!

将来モテそう…




「おい、こら」

「波留?どうしたの?」

「俺、置いてってんじゃねぇよ」

「永留がおなか空いたって」

「我慢しろ」

「永留はまだ3才だよ?」

「俺とめぐのイチャイチャタイムを邪魔しやがって」

「…波留…」

「永留、わざとだろ?」

「ん…?おなかちゅいた」

「…はいはい。」




永留に対してこんな事言ってるけど、本当は誰よりも可愛がってる。

熱が出たときなんか、

“大丈夫なのか!?死なないよな!?苦しそうだ!”

とか言ってずっとそわそわ落ち着いてなかった。




「あっ!今日明斗にぃと沙那来る!!」

「あぁ、そうだな」



今日は日曜日!

ということで。