もちろん、さっきの言葉で入る気も

失せてしまい、家に帰ることにした。

すぐ、涼太に連絡した。

「涼太、ごめん・・・!」

ブチッ!!

最後の電話はもう終わったんだ・・・。

涼太から切られてしまった。

こうなったら意地でも涼太の家へ!!

いそいで涼太の家に行くと、

ドアがちょうど開いた。

「涼太いますか!?」

涼太のお母さんがでてきた。

「あ、いるよ。玲那ちゃん、大きく

 なったわねぇ!どうぞ、あがって」

といわれ急いで涼太の部屋に入る。

「涼太・・・」

「玲那?どうして・・・」

やっぱりビックリしていた。

「華月の写真、合成だってわかった。

 涼太のこと信じれなくてごめん。

 涼太の気持ちも聞けなくて・・・。」