一ヶ月たってもそれから一週間・・・。

家には一回も連れてってくれないことに

疑問を抱くようになっていた。

「家、ヤクザとかなの?」

「いや・・・そういうことじゃないけど・・・」

「だったらなんでさ!!」

華月の口からは聞けないと思い、

ほかの友達から聞くことにした。

でも、みんな知らないという。

その話を聞いていた、パソ部のデブが

「俺、知ってるよ。」

と言った。まさかの陰キャラが。

「教えて!!」

と言うと太った人は快く教えてくれた。

偶然なことに今日は華月は休み。

一緒にデブと歩いていると、

「いやー華月によく、合成写真つくって

 ってお願いされるからねぇ・・・!!

 ぼ、僕、よくおうちに行くんだよ~」