「ホテルいったんでしょー?あの子、

 遊びかよ~!!」

「あんなやつとあったことないし・・・。

 あれ、俺じゃねぇよ、多分。」

そうやって逃げて・・・。

本当になんなのさ・・・。

その話をしていると陰キャラのパソ部の

デブとガリガリが入ってきた。

太っている方が「今日も合成やんなきゃ」

とボソっとつぶやき、パソコンを

ひらき、ガリガリのほうは、

なんか喋ったけれど聞こえなかった。

その言葉はなんとなく聞き流していた。

インキャラなんて興味がない。

涼太と話しているとどんどん教室に

みんな入ってきて人目を気にし、

二人はどんどん離れていった。

でも、その二人の言葉が重要な

鍵になるなんて思ってもいなかった。