ノスタルジア





だって、いつもどおり。



あの庭の椅子で澪はお酒を飲んで、また難しい話をして。




少し酔いが回って頬が紅くなった彼と一緒にベッドに入った。






そのまま彼はすぐにスースーと寝息をたてて寝てしまって……きっと私が夢に堕ちたのはその後。






なのに、どうして澪はいないの?





まさか、あの悪夢は……?







悪いあの夢のせいなのか。




今の私に"冷静"という文字はなく。





気づいたらベッドを降りていた。