ノスタルジア






ある日。




その仔猫は女の子を殺した。




だけど、そのはずみで自分までも死にそうになった仔猫は。





今度は女の子の身体を奪った。






自分の黒い身体を捨てて、死んでしまった女の子の中で。




新しい自分として生きていくことにした。







それを知った男の子は、殺意を知る。





大切な大切な女の子から全てを奪ったのに、君は僕からも大切なものを奪うのだね、と。






心のそこから憎しんで、自分の無力さを嘆いて。