「へぇ。けっこうやるねぇヒカリちゃん。」 ドスッ!! 「・・・・ッ!!!・・・」 「お姉ちゃんっ!」 ――私は今、路地裏の暗い倉庫のようなものの中にいる。 直感で、ここまで来た。 来たら、ルリが縄で足と手首を縛られていた。 ・・・そして・・・ 私は、ざっと100人はいるであろう、ガラ悪い男達と戦うことになった。 で、只今、けっこうピンチ。 体力が無くなってきたうえ、手首が痛んできたんだ。