「おいしい!ほんとありがとね」
「ううん。迷惑かな?とか思ったから、よろこんでくれてうれしい」
なんて、和んでいるのも束の間。
病人がいるというのに、勢いよく開く扉。
「よしの彼女どこー⁉」
そう言って大学生くらいに見えるイケメンな男の人が現れた。
びっくりした…!
「あ、えと、こんにちは」
「よしの…彼女?」
だんだん近づいてくる男の人。
「はい…」
「あやみちゃんっていうんだよっ」
男の人の後ろから、貴子ちゃんの声がする。
貴子ちゃんは男の人が大きすぎて見えない。
「あやみさんっ!よろしく!俺、京介。こいつらの兄です」
「あ、よろしくお願いします」
「よしー。良かったなこんな可愛い彼女さんができて」
「まぁな」
その言葉に私の顔が真っ赤になる。
だって、まぁなって!
レンタル彼氏なのに…
ほんとの彼氏みたいじゃない?
どうしよう…
顔真っ赤なのバレバレ…

