今まで、優しく抱きしめてたのに 今度はぎゅうっと痛いぐらいに 強く抱きしめてくる悠雅。 それでもなんだか安心できる。 それはきっと、あなたのぬくもりがあるから。 つくづく思う… 悠雅が隣にいてくれて、よかったって。 「買い物、行こっか」 そういって悠雅を見上げると… 「あぁ」 と言って、あたしを離した。 一緒に買い物に行くのも、日課だ。