「どーでもいいよ、そんやん。」 純に肩を抱かれた。 そのまま歩く 「・・・へ?」 「ひよりが、俺のために選んでくれた、ってだけで超うれしい」 ベロを出しながら笑う純。 「・・・よかった、です」 ホッとした。 でも来年こそは、 ちゃんと渡そう(笑) もうすぐ校門につく そしたら、純とまた 離れちゃう そんな私の不安を察してか 純が耳元でささやく。