後日、警察から呼び出しがあった。
出向いた小部屋で聞かされた内容は、私が身体に異変を覚える前から定期的に部長は夜中にうちに忍び込んでは睡眠薬で眠らせた私と関係を持っていたということだ。
外出に出たときにうちに入り込み、睡眠薬をしこませていたらしい。外出ということは、うちに行くことだったんだって思うと怖すぎて身体から力が抜ける。
そして行為の後には無くなったDVDをこそこそと探していたということも言っていた。部屋の中の物の位置が変わらないように気を付けながら。
倒れそうになる身体を支えてくれているのは敏夫だ。私がこんなことになてもずっと一緒にいてくれる。本当に心から有りがたかった。
衣装ケースに入った遺体は今のところ身元不明ということだ。
部長にこの遺体が誰なのかを問いただしても答えられる精神状態じゃないという。
そして部長の奥さんは早々に離婚届を叩きつけたということだ。
また何度か来てもらうことになるかもしれなせんが、ご容赦くださいと言われ、警察を後にした。

