「嘘でしょ」
「まなみちゃん...これって例の?」
塔野さんも私も声が震えている。
「分からないけど、こんな大きくなかった気が...」
私、キスされてる。
肩が上下し、呼吸が荒くなった。
気持ちが悪くなってハンカチで口元を覆った。
映像はまだ続いている。その影は台所へ行った。画面奥が明るくなったってことは冷蔵庫を開けているってことだ。喉が鳴る音も聞こえるから、きっと水を飲んでいるんだろう。その後、シンクに何かを流している音が聞こえた。冷蔵庫の明かりの中にうっすらと見えたのはパックのものだ。
牛乳を捨てていた。
なんで牛乳を......

