「もう!」 私はぷいっと陸から顔を逸らした。 「でも、良かった…」 「えっ?」 急に真剣な声に変わった陸に目を向けると陸はジュースを、飲み干した所だった。 「姉ちゃんってすぐ溜め込むから、たまには素直になれよってこと」 な、なんて、良い弟なんだぁ‼ こんな男前の台詞をさらりと言うなんて…‼ 陸の優しさにまた涙が溢れた。 「うん、ありがとう…」