「あ、宮野くんだ……」 「えっ⁉」 若菜の声に振り向くと、葵が女の子と一緒にファミレスに入ってくるのが見えた。 そして、なんと私達の後ろの席に座った。 「ねぇ〜早く宮野君の部屋に行きたいよぉ〜」 甘ったるい女の子の声を聞いて、朝の女の子だとわかった。 「愛梨、出るよ」 若菜がいそいそとレジに向かって行ったので私は慌てて追いかけた。 そんな私を見て葵と一緒にいる女の子がクスッと笑った気がした。