急いで部屋へ戻ります。 水着の上にジャージとTシャツ。 後は適当なサンダルでいいでしょう。 こんな田舎では、可愛い服など調達できません。 いえ、したくないのです。 わたしにオシャレを求められては困ります。 自由な癖っ毛を耳の下で結んだ、緩いツインテール。 前髪はパツンッと揃えています。 太陽が天敵のわたしは焼けないため白い肌と、これまた焼けないため黒い髪を眩しい太陽の下に今から晒さなければなりません。 不健康と思った方、事実とはいえ失礼ですよ!