木イチゴを摘むなんていつぶりでしょうか。

六年ぶり、かと思われます。


実を潰さないようにそっと持ち上げながら取っていきます。

虫がいないかドキドキしながらチェックして袋に入れます。


小さすぎず大きすぎないサイズ。

欲を出して大きいものにすると甘さが減ってしまうので。


堪えきれず、ひとつ口に含みました。

ぷつぷつとした食感です。

噛むと広がる、爽やかな甘さ。


「おいしー」


朝早い時間なのとスプレーのおかげで虫は寄って来ません。

早いとこ終わらせちゃいましょう。