掴んでいたのは、誠太郎の小さな小さな手。 血がベットリと付いている。 「殺しちゃうの?」 「――――はい」 不思議なことに、誠太郎の目に怯えは無かった。 悲しみも、憎しみも・・・ ただ、綺麗なビー玉みたいに澄んでいた。 僕達を危険に晒して、誠太郎を傷つけて・・・