小さく頷いた少年に、そっと近づく。 すると、その少年も僕に近づいてきた。 人見知りなのか、ちょっと俯きぎみの誠太郎。 だけど、僕の背後を見て、一目散に走っていった。 何があるのか分からずに、後ろを振り向く。 「あ・・・・・・」 「総司・・・・・・子供とお遊びとはのんきなことだな・・・・・・?」 うん、かなり怒ってるね。 私はポイッと、土方さんの“豊玉発句集”を投げ出し、逃げる。