佐之さんからは、雨の匂いに混じって血の臭いがした。 誰か斬ったのだろうか? 「やばい・・・」 「何がです?」 そのただならぬ焦りように、なんだか僕も焦ってしまう。 「お前が、一緒に遊んでた子が・・・」 息を整えて、告げられた言葉に頭が真っ白になった。