「長州と、壬生浪士組は仲良しなんだって言ってた。


それで、何かあった時に助けてあげないといけないから・・・」



「・・・だから?」


喉が、カラカラになって上手く喋れない。



「知ってること、全部教えてって言われたの」



背中に冷や汗が伝う。


やはり、長州の情報源は誠太郎だったのだ。