「どうしてくれるんですか!! 皆逃げちゃったじゃないですか~!」 「お前がさっさと稽古に出ないからだろ!?」 思いっきり反論してみても、すぐに鋭い突込みが来た。 はぁ―――― 全く、大人気ないひとだな・・・・・・ 仕方ないな・・・・・・ 「分かりましたよ。稽古行けばいいんでしょう?」 「そうだよ」 はいはい、と竹刀を持って道場へ向かう・・・・・・ふりをする。