ブンブンと首がもげるくらいに 横に振る拓哉 はぁ…最初から黙ってろよな 安心しきってるような そんな表情でスヤスヤ寝てる琉伊 本音いえば こいつらの前で琉伊の寝顔見せるのは 癪に触るが…今はこいつの体が 心配だからな…多めに見てやる。 なぁ琉伊 お前の苦しみや悩みに気づいてやれてたら何か変わってたのか…。 安らかに眠る琉伊の髪を撫でながら 車内の明るい会話を聞き流しながら窓越しの景色へ目を向けた。 〜光樹サイドEND〜