地味子が恋をした



「せっかくイメチェンまでしたのだから 楽しもうよ!
別に男の子と付き合わなくたって
友達増やせばいいじゃん!
そんな感覚で参加しよう」


「それもいいかもね
どんな人が来るのかな?
なんだか楽しみになっちゃったね」


なんて言いながら、お昼学食へと向かった。


その時


目の前に拓海たちの姿が・・・


ゲッ!!!


あたしが立ち止まると
それを見た彰さんがあたしの目の前までやって来た。


「あ・・・な・何?」


「別にそんな顔して意識しなくていいじゃん!」


「意識?してませんけど?」


「してんじゃん!思いっきり」


「何よ!」


感じ悪い!
前からこの彰さんって苦手だったんだよね