地味子が恋をした



そんな時 美容院の前を通りかかった。


あたし 努力が足んない?
みんな おしゃれを勉強してるのに
あたしはどうよ?
着の身着のまま?


そう思うと…
美容院の扉を開けてた。


「いらっしゃいませ
ご予約の方ですか?」


「いえ…始めてなんですけど
予約しないとダメですか?」


「当店は予約制ですので…」


「そうですか…」


あたしは、また暗くなった。


それを見た定員さんが、


「何か?理由が?」


「あ…イメチェンしたくて…
みんなにバカにされて 騙されて
だから変わりたくて
でもすみません!また出直します」