地味子が恋をした




「ごめんなさいごめんなさい」


ただひたすら謝るあたし


「お客様 店内を走らないで下さいよー
ってか お前なにしてんの?」


はぁ?お前?


見上げるとそこには一誠が・・・


「あんたこそ なにしてんの?」


「バイトしてんだけど?」


「一誠ってここでバイトしてたんだぁー
あたしはね あそこで」


と 席を指差した。


「あーあ あそこに居たんだ
気づかなかった!何?サークル?」


「ブブー合コンよ合コン」


「合コン?アハハ」


「何笑ってんの?」


「いや!せいぜい頑張れば?」


頑張れば?はぁ?