「俺どこに寝ればいいわけ?」


「あんたなんか裏庭で寝ればいいじゃない!」


香菜は、そう言って走って自分の部屋に帰ってしまった。


「私は香菜の部屋で寝るから…。蒼は、屋根裏部屋で寝なさい」


「香菜って、昔から俺にだけ厳しかったよな~」


蒼は、そう言いながら屋根裏部屋に向かった。


「あ、布団!」


私は、ダッシュで押し入れに行き、布団を取り出した。


枕と歯磨き、歯磨き粉…これでいっか!


ダッシュで、屋根裏部屋に行った。