「勿論!女の子には優しくしなくちゃ、ね?」
そう言って、華麗にウィンクをくれた王子様。
わあー…
やっぱり綺麗な人がやると決まるなぁ…
「あ…ありがとう…」
それにしても、
さっきからかなり違和感が…
ある、んですけ…ど…
王子様は…
王子様だよね…?
じいぃっと王子様を見つめていたら、目が合って――…
「あ、まだ名前言ってなかったわね。アタシ、奈留。若王子 奈留(わかおうじ なる)、よ」
「………」
「皆、王子って呼んでるから、天宮サンも王子って呼ぶといいよ~」
隣の席の男子が笑顔でそう言ってくれたけれど、それどころじゃない。
私、フリーズしてます。
そう言って、華麗にウィンクをくれた王子様。
わあー…
やっぱり綺麗な人がやると決まるなぁ…
「あ…ありがとう…」
それにしても、
さっきからかなり違和感が…
ある、んですけ…ど…
王子様は…
王子様だよね…?
じいぃっと王子様を見つめていたら、目が合って――…
「あ、まだ名前言ってなかったわね。アタシ、奈留。若王子 奈留(わかおうじ なる)、よ」
「………」
「皆、王子って呼んでるから、天宮サンも王子って呼ぶといいよ~」
隣の席の男子が笑顔でそう言ってくれたけれど、それどころじゃない。
私、フリーズしてます。