乙女系王子様

「しょうがないわねェ…じゃあ、アタシも拓真と寝てくるわ」



「……なんかー、王子がそういうこと言うとー、シャレになんないんだけどー。ベーコンレタス的な感じでー」



「お黙りなさい!」



「あははっ」



真顔でスゴイ事を言った海ちゃんを、キッと睨み付ける王子。


思わず笑ってしまった私も、ジトッとした目で見られた。



「…えっ……ごめんなさい」



「……おやすみ」



思わず笑うのを止めて謝った私の頭をポンっと軽く撫でて、拓真くんの席のほうへ歩き出した王子。