乙女系王子様

「首、疲れない?」



「…ぅ…疲れました」



ギブアップをして、ゆっくりと首を戻す。


ふふっ、と王子が笑った。



「でしょうね……変な子。さ、早く入りなさい」



――…変な子…ッ!?


軽くショックを受けつつも、そのまま私の後ろにいた王子に背中を押されて部屋の中に入る。

そこには、海ちゃんや拓真くんもいた。



「姫っち、何してたの~」


「そうだよ!ほら、早く座って」


「王子もおせーよ!」


「もう色々頼んじゃったよー食べたいモンあったら言ってな!」



海ちゃんに腕をひかれてソファに連れて行かれ、隣に座る。


声を掛けてくれるクラスメイト達に感動して…

照れ笑いしか出来ない。



「あ…ありがとうっ」



このクラスになれて良かった…!